バブルの頃に、家を建てました。
郊外ではあるものの、3階建て6LDKの自慢の城です。
しかし、築年数が増すにつれ、しょうがないのですが家の損傷がひどくなりました。
郊外ではあるものの、3階建て6LDKの自慢の城です。
しかし、築年数が増すにつれ、しょうがないのですが家の損傷がひどくなりました。
補修工事も度々必要になり、その費用も結構なものでした。 「こんなに修理が必要なら、いっその事、新たに購入した方が安く上がるかもな。」 そんなことを冗談で言っていたのですが・・・。
次の日曜日、何気なしに新聞折込の広告を見ていたら、隣町の物件が載っていました。 思わず妻を呼びつけ、「これを、見てみろ!」 そこには、“3階建て5LDK築10年リフォーム済み”の文字。 我が家より1部屋少ないものの、坪数で言ったら同じ位の広さです。
しかも、築年数は10年も浅く、何と言っても急行の止まる駅から徒歩7分というのは、とても魅力的でした。
我が家は、各駅停車しか止まらない駅から歩いて15分もかかるのです。
早速チラシを片手に妻と見に行ってきました。 想像していた以上に状態も環境も良いもので、すっかり気に入った私達は、買い替えを前提に、後日自宅の査定をしてもらいました。 住宅ローンの残債は、まだそれなりにあったものの、先日見に行った物件の価格から推測してみると、完済してなお300万円くらい資金が残るだろうという計算でした。
そして数日後、査定書が届きました。そこに記された額を見て、ビックリ! ローン残高を500万も下回る金額ではないですか! これでは売るに売れず、その家を買うどころの話ではありません。
私達夫婦は、二重にショックを受けてしまい、一気に体の力が抜けてしまいました。 そうなると、今まで”城”だと思っていたこの家が忌々しく思えてきました。 「この金食い虫!」そう思うと、これ以上、この家にお金をつぎ込むのが馬鹿馬鹿しくなったのです。 補修工事費用にしろ、住宅ローンの返済にしろ・・・。
今まで住宅ローンを延滞したことなど、一度もありませんでした。 しかしこの一件を境に、度々支払が遅れることが多くなってしまったのです。 そしてついには、払うのを完全にやめてしまいました。
「こんな家、もう、どうにでもなれ・・・!」そう、自暴自棄になっていたのかもしれません。
ほどなく、「担保不動産競売開始決定通知」が届きました。 予測していたことでしたが、いざ手元に書類が届くとさすがに焦りました。 競売になったら、この町に住み続けることはできなくなる! そう思うと、いても立ってもいられなくなりました。
そこからの私は、ものすごい勢いで行動を起こしました。 なにしろ時間がありません。 インターネットで、探した数社の任意売却業者を比較検討し、数々の成功実績がある貴社に決めてからは、更にスピードアップ。 担当の方は、私のスピードに合わせるがごとく、あっという間に販売活動に入ってくださいました。
そんなある日。 購入希望者の方が内見に見えました。 東京の方だそうですが、旦那さんの定年退職を機に、田舎暮らしをしたい、ということでした。
なかなか好感触のようです。特に奥さんは、広い庭を見て大喜び。 その場で、家庭菜園の構想を旦那さんに語っていました。
その後も何組か内見に見えたのですが、結局このご夫婦が購入してくださいました。 今、私達夫婦は、隣町の新築賃貸マンションで暮らしています。 マンションは初めてですが、快適です。 何よりも新しくて気持ちがいいです。
次の日曜日、何気なしに新聞折込の広告を見ていたら、隣町の物件が載っていました。 思わず妻を呼びつけ、「これを、見てみろ!」 そこには、“3階建て5LDK築10年リフォーム済み”の文字。 我が家より1部屋少ないものの、坪数で言ったら同じ位の広さです。
しかも、築年数は10年も浅く、何と言っても急行の止まる駅から徒歩7分というのは、とても魅力的でした。
我が家は、各駅停車しか止まらない駅から歩いて15分もかかるのです。
早速チラシを片手に妻と見に行ってきました。 想像していた以上に状態も環境も良いもので、すっかり気に入った私達は、買い替えを前提に、後日自宅の査定をしてもらいました。 住宅ローンの残債は、まだそれなりにあったものの、先日見に行った物件の価格から推測してみると、完済してなお300万円くらい資金が残るだろうという計算でした。
そして数日後、査定書が届きました。そこに記された額を見て、ビックリ! ローン残高を500万も下回る金額ではないですか! これでは売るに売れず、その家を買うどころの話ではありません。
私達夫婦は、二重にショックを受けてしまい、一気に体の力が抜けてしまいました。 そうなると、今まで”城”だと思っていたこの家が忌々しく思えてきました。 「この金食い虫!」そう思うと、これ以上、この家にお金をつぎ込むのが馬鹿馬鹿しくなったのです。 補修工事費用にしろ、住宅ローンの返済にしろ・・・。
今まで住宅ローンを延滞したことなど、一度もありませんでした。 しかしこの一件を境に、度々支払が遅れることが多くなってしまったのです。 そしてついには、払うのを完全にやめてしまいました。
「こんな家、もう、どうにでもなれ・・・!」そう、自暴自棄になっていたのかもしれません。
ほどなく、「担保不動産競売開始決定通知」が届きました。 予測していたことでしたが、いざ手元に書類が届くとさすがに焦りました。 競売になったら、この町に住み続けることはできなくなる! そう思うと、いても立ってもいられなくなりました。
そこからの私は、ものすごい勢いで行動を起こしました。 なにしろ時間がありません。 インターネットで、探した数社の任意売却業者を比較検討し、数々の成功実績がある貴社に決めてからは、更にスピードアップ。 担当の方は、私のスピードに合わせるがごとく、あっという間に販売活動に入ってくださいました。
そんなある日。 購入希望者の方が内見に見えました。 東京の方だそうですが、旦那さんの定年退職を機に、田舎暮らしをしたい、ということでした。
なかなか好感触のようです。特に奥さんは、広い庭を見て大喜び。 その場で、家庭菜園の構想を旦那さんに語っていました。
その後も何組か内見に見えたのですが、結局このご夫婦が購入してくださいました。 今、私達夫婦は、隣町の新築賃貸マンションで暮らしています。 マンションは初めてですが、快適です。 何よりも新しくて気持ちがいいです。








